ベガウォレット（Vega wallet）をオンラインカジノの入金出金方法として、利用している人も多いと思います。
しかし以前からベガウォレットを使った場合に、出金にやたら時間がかかったり、出金できなくなったりというトラブルが起こっていました。
そして最悪の事態であるアカウント凍結まで発生してしまったので、オンラインカジノの入金出金方法としてリスクのある方法として認識すべきかもしれません。
2020年2月にベガウォレット利用者に起こった事件とは？
2019年から一部のオンラインカジノでは、カジノ側で保有できるベガウォレットに限りがあり、出金に通常よりも時間がかかるという事例が起こっていました。
ごく一部のオンラインカジノだけだったこと、ごく一部のプレイヤーだけが巻き込まれていたので、そこまで重大な事象だと考えられていませんでしたが、ついに恐れていた自体が発生しました。
オンラインカジノの入出金方法にベガウォレットを利用していたプレイヤーのアカウントの一部が凍結されてしまいました。
現時点でベガウォレットユーザーのアカウント凍結が確認されているのがライブカジノハウス。
しかし過去の傾向を踏まえると、他のオンラインカジノにもその状況が波及する可能性もあるので、ベガウォレットを利用している人は、すぐにカジノから出金した方が良いと思います。
コニベットで起こった事象
コニベットでは2月6日からベガウォレットがメンテナンス状態になり、入金も出金もできなくなっていました。
今考えると、ライブカジノハウスよりもコニベット側の方が早い段階で対策を取ったということ。
そのニュースを聞いた時は単にコニベットとベガウォレットの連携の問題だと思っていましたが、ライブカジノハウスの事例で今回の一件の本質が見えてきました。
なぜベガウォレットで入金・出金したら、アカウント凍結されたのか？
アカウント凍結が起こった理由として、ベガウォレット側の説明を紹介すると・・・
大切なベガウォレットユーザーのみなさま
一部カジノ様でアカウントが凍結された、との連絡を複数いただいております。これについてはカジノ様にお問合せいただくしかありません。
現在、弊社サービスは順調に稼働しており、すべての加盟店様と良好に手続きをしています。
ただ、参考までに分かることを申し上げます。巷では、特定カジノ様で特定の方法を行うことによりカジノ様が定めているよりも緩い条件で入出金を繰り返す方法などがあるようです。
カジノ様側各社では、既にこのような状況は把握されております。そしてそのような利用を行ったユーザー様に対して何らかの措置が取られる可能性はございます。
アカウントが停止された方は、そのようなカジノ様から全ユーザーに対しての措置に、巻き込まれた可能性があります。
つきましてはカジノ様にお問合せされる際に「自分の入出金履歴と賭けた金額の実績をよく調べるように」とお伝えになり、自分には問題が無いこ とをカジノに確認していただくことが、解決の助けになるかもしません。
なお、弊社Vega walletでは、そのような通常目的以外での入出金によりポイントバックを得られていた場合には、規約に基づき「過去に遡って得られたポイントバックの没収」等の手続きが行われます。
もし、お客さまが弊社を通してカジノ様へ連絡を取られたい場合、連絡を差し上げてカジノ様側の「調査」に協力いたします。
ただ、このような内容につきましては、弊社の責任範囲外のことになりますのでカジノ様からご返答が得られない等のことがあるかも知れませんが、あらかじめご了承ください。
サービスが適正に利用され、みなさまと長くお付き合いをさせていただけることを祈っております。
ということらしいです。
つまり一部のユーザーがベガウォレットを使ってカジノ側が不正だと判断する方法で入出金を繰り返し行っており、その可能性があるプレイヤーアカウントも含めて現時点で一旦凍結した。
というのが今回ライブカジノハウスで起こっている原因のようです。
ベガウォレットでもカジノ側に個別に調査依頼を行うなどの協力は惜しまないということですが、カジノ側がどう反応するのかは不明とのこと。
すでにアカウント凍結された方は残念ですが、まだアカウント凍結されていない人は、この段階で全て出金して資金の保全を測るべきでしょう。
ベガウォレット利用者のアカウント凍結に関するオンカジ側の見解は？
ライブカジノハウスで何が起こったのか、一部プレイヤーのアカウントが凍結された原因の一部がわかってきました。
アカウント凍結の原因
ベガウォレットではオンラインカジノへの入金額に対して0.4％のキャッシュバックキャンペーンを行っており、それを悪用したプレイヤーが多数いたということ。
わかりやすく言うと、100,000円入金すれば400円のキャッシュバックが発生します。（オンラインカジノの入金額に対する出金条件は1倍）
わずかな金額と思うかもしれませんが、ペイアウト率が99％台のゲームやマーチンゲール法などの必勝法を使えば、比較的簡単に1倍のベットができてあっという間に出金できてしまうということ。
それを繰り返すと400円が800円になり、1,200円になり1,600円になるし、入金額が100万円なら1回で4,000円増える可能性が高いということ。
それをオンラインカジノの攻略法（お金を増やす方法）としてnote等で販売して悪用していたプレイヤーがいたようなんです。
私の担当の方にも確認しましたが、ライブカジノハウスで凍結されたのは21名のプレイヤーだということ。
出金が早いライブカジノハウスの場合は、何度もプレイヤーが入出金を繰り返すことができます。
ライブカジノハウスの場合は出金の早さが仇となり、不正に出金された金額がかなりの額になっていたそうです。
プレイヤー側は勝ちまくったから凍結されたという認識のようですが、勝つ＝それだけ不正なキャッシュバックを受けていた可能性があるということ。
悪用防止のために非公開と言われましたが、もっとすごい方法を使って不正行為を行っていた人がいたそうなんです。
ライブカジノハウス側では一連の行為を不正行為と判断して、疑わしいプレイヤーを含めて今回はアカウント凍結という非常に厳しい処分を行ったようです。
オンラインカジノのアカウントのリスクヘッジはとても大事。
今回の一件で不正をしていた人は仕方がないとしても、怪しい（疑わしい）プレイヤーも含めて、アカウント凍結＆資金没収された様子。
ツイッター（Twitter）上でもベガウォレットやライブカジノハウスに関する書き込みが複数確認できますので、健全なプレイをすることは大切ですよね。
過去にも様々なトラブルが発生し、オンラインカジノでは急に利用できなくなった入出金方法も多数あります。
これらの事例から学ぶべきことは、不正行為と判断されるようなことはしないことと、アカウント内に不要な資金を残さないということではないでしょうか？
毎日プレイ時に入金し、プレイ後にすぐに出金してしまえば、こういったトラブルに巻き込まれるリスクは減ります。
リスクヘッジという意味では、出金時間が早いオンラインカジノを選んでプレイするというのが最もおすすめではないでしょうか。
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最近のオンラインカジノでは、数分で出金処理が終わるところも多数ありますので、そういったサイトから選んでください。
アカウント凍結＆資金没収というのは最も厳しい処置ですし、不正行為と判断されてるいる期間は、そのオンラインカジノ＋系列のオンラインカジノでもアカウント作成＆復活はできません。
ペイズ（payz）を利用するのも安全な方法かも
オンラインカジノ向けに利用できる決済サービスには、
決済サービス
- ベガウォレット（Vega wallet）
- iWallet（アイウォレット）
- STICPAY（スティックペイ）
などの他にペイズ（payz）もあり、私はペイズは英国の会社が提供するオンライン決済ソリューションプロバイダーということもあり安心だと思っています。
ペイズは英国金融庁（Financial Conduct Authority）よって認可され、その統制下で運営されているのも安心ポイント（FCAレジスタ番号900011）。
世界159ヶ国、45種類の通貨が利用でき、日本語に対応しているのも安心できるポイントでしょう。
きっちりと運営が管理されていることで、今回ベガウォレットで起こったような一部のユーザーの暴走を防げたはずだと思います。
ペイズに興味がある人は、上記リンクから確認してみてください。
ちなみに私は以前からベガウォレットよりもペイズ派だったので、今回のトラブルには巻き込まれていません。
ベガウォレットの記事まとめ
この記事ではベガウォレットのユーザーが一部のオンラインカジノでアカウント凍結が起こった事例について解説してきました。
すでに巻き込まれてしまったプレイヤーはかなり厳しい状況にあると思いますが、まだアカウント凍結等の対象になっていないのならすぐに出金すべきでしょう。
また今後はそういったトラブルに巻き込まれないためにも、プレイしない時にはアカウントから残高を全て出金してしまうのが安心です。
ライブカジノハウスが悪いという書き込みもありますが、ライブカジノハウスはカジノライセンス発行機関に運営状況を厳しく監督されていますし、不正に流出した資金がかなりの金額になってしまった模様。
キャンペーンの穴と考えるか、後出しジャンケンと考えるかはあなた次第ですが、オンラインカジノでは誤解されるようなことはしないようにした方が良いと思います。
我々として出来る対策は
- しばらくベガウォレットは使わない
- 不要なキャッシュはカジノ内に残さない
- 安全な決済サービスに切り替える
- 不正行為だと思われることはしない
ということくらいしかありませんが、一番の対策はプレイ時にしかカジノ内にキャッシュは残さないということだと思います。
決済サービス側に資金を移動してしまえば、よほどのことがない限り没収等のリスクはありません。
今回のベガウォレットの一件は、一部のユーザーの暴走が招いた結果ですので、正しく使っていた人にはどうすることもできないことかもしれません。
オンラインカジノ全部が危険なのではなく、オンラインカジノは犯罪の温床になりやすいので、マネロンや資金洗浄などの可能性があると厳しく対応されることを理解した行動が求められているということ。
私が考える今回の対策で最もおすすめなのは、出金時間が早いオンラインカジノだけを選んでプレイすることです。
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アカウント凍結された方も、あなた自身の不正がない状態が確認されると、資金を回収できる可能性もゼロではありませんので、冷静な判断と根気強い対応が必要だと思いますよ。
